子ども達の宣教活動・イッピー
子ども達の歌うイッピーの歌に福音が響きます。世界 のあちこちにいる全ての民族と言語を話す人々に、イ エスさまのことを伝えに皆ともに出かけましょう。イ ッピーが大切にしているのは、小さい人たちや小さな ものごとです。
150曲以上
イッピーの最初の歌は、20世紀の終わりにフィンラ ンドの子ども達のために作られました。 今ではフィンランド語の歌は100曲以上、もうすぐ10
枚目のアルバムが完成します。楽譜もサウンドCDも 、子ども伝道に携わる方々が利用できるように出版さ れています。プロの手によるイッピーミュージックは 、イッピー宣教団によってコーディネートされていま す。
100チーム以上
はじめてのチームのメンバーは3人だけ:6歳のハン ナ、8歳のミーカ、11歳のサトゥ。彼らの歌が、他の 子たちもひきつけました。コーラスチームやバンドを 作ろうとは計画していなかったにもかかわらず、フィ ンランドにもエストニアにも次々生まれ、プロの音楽 家たちも熱心に参加するようになりました。
フィンランドには現在約100チームがあり、プロの演 奏者が数十人います。個々のチームはみな違う教会や 学校に属し独立して活動していて、参加は無料、どな たでも大歓迎です。チームの活動にはコンサート参加 やコンサート旅行をしたり、いろんな場所やイベント で歌うことなどが含まれています。
100ヶ国語以上
イッピーの歌が翻訳されたことは曲の提供者にも驚き でした。最初のアルバムが2001年に完成する前に、 すでにエストニア語の翻訳がはじまり、ハンガリー語 のイッピーCDは、フィンランド語のファーストアル バムの出版直後に発売となったのです。今ではイッピ ーの歌は世界のあちこち、気温が-50度にまで下が る北シベリアのネネツィ語族から、気温が+50度に 上がるトゥルクメニスタンまで、世界最高峰エベレス ト山のふもとネパールから、海面下に位置するイスラ エルまでも、歌われているのです。完成しているイッ ピーの音楽媒体は全部で62枚、36か国語であります 。また翻訳プロジェクトは119ヶ国語以上です。各ア ルバムには、それぞれの国で現地の子ども達が歌った ものを収録しています。 コーラスチームは、エストニア、ラトビア、リトアニ ア、ロシア、日本、アルバニア、アルメニア、ジョー ジア、ネパール、ブラジル、マダガスカル、インド、 ラオスなどに広がっています。
歌はツール
イッピーの歌はチームの活動ツールです。子ども達を 通してよい知らせが、家庭、学校、幼稚園、ショッピ ングセンター、老人ホームなどに広がります。彼らが 行くところで歌も歌うから、喜びがおばあちゃんのう ちに、おじさんおばさんのところに、ご近所に、また 店先の店員さん達に伝わります。立ち止まって耳を傾 け不思議がる人たちもいるでしょう。喜びは伝染しま す。子ども達は親も呼びます。多くの人がイッピー活 動に自分の場所をみつけ違う世代が交差します。コン サート旅行を通じていろんな国を知り人々を知ってい きます。子ども達は同じ歌をたくさんの違う言葉で違 う国の子ども達と歌い、新しい友達ができ、その友情 は持続します。文化の限界の壁が低くなっていくので す。
イッピー誕生秘話
イッピー子供伝道は1998年フィンランドでスタート しました。最初はイッピー劇をするためにフィンラン ドのあちこちを回りました。小さな子ども達とユース のグループが世界を手にする話を演じてみせ、それぞ れの場面は単純なものでした。見に来るのが小さな子 ども達なので、衣装を何度も着替えないといけません でした。参加している子ども達には、イエスさまのこ とを伝えたい、宣教に参加したいという思いがあった のです。当時、歌はまだなく、このイッピーツアーが 1999年に終了したとき、小さい子が聞きました。「 イッピー2はいつやってくるの?」
イッピー2ツアーの間に新しい歌が生まれ『イッピ ー、天パパの仕事』が2001年に出版されました。イ ッピー2ツアーのあとはイッピー3ツアー、イッピ ー4ツアーと続き、『モストックの奇跡』というミュ ージカルも上演されました。1998年から2006年にか けて、イッピー宣教イベントがフィンランドの各地で 行われ、子どもコーラスがあちこちの集会・教会・学 校で生まれました。
2006年にはフィンランドとエストニアにて国を縦断 する、イッピー・光の道ウォークが開催され、ひと月 のうちに数々のコンサートが56地方でもたれました 。このツアー最終日は、ヘルシンキのハートウォール 会場にて大きな光祭りを1000人をこえるイッピーチ ームの子ども達と催して迎えました。